「逮捕しちゃうぞ the movie」は1999年4月に公開されました。通常のアニメよりも描画がリアルで、ストーリーはシリアスでアクションが多く、見ごたえのあるシリーズだと僕は思います。そんな「逮捕しちゃうぞ the movie」を見た人はどんな感想を持っているのか、映画の評判を浅野総一郎がご紹介しましょう。

今までの「逮捕しちゃうぞ」とは別作品

OVAからアニメ化が始まった「逮捕しちゃうぞ」ですが、アニメはコメディータッチの内容が中心でした。警察ものだと事件・犯罪とハードな内容が多いのですが、「逮捕しちゃうぞ」はほのぼの日常を描いた内容が中心で、コメディ系が好きにはぴったりだと僕は思います。しかし、「逮捕しちゃうぞ the movie」は今までの雰囲気とは一転し、映画ならではの本格的なアクションストーリーとなっています。

日常描画だけでは物足りなかったという人も満足できる作品でしょう。また、今までの「逮捕しちゃうぞ」とは別モノと考えている人も少なくないです。なので、今までの雰囲気が好きなファンにとっては、ちょっと受け入れにくいところもあるかもしれません。

浅野総一郎が注目~夏実の活躍シーンが多い~

「逮捕しちゃうぞ the movie」は戻ってきた墨東署管轄内で拳銃の密売や桜橋の爆破、墨東署の制圧など事件のスケールは大きく、シリアスな展開が続きます。銃撃戦やカーチェイスといったアクションシーンも多いことから、メインキャラの中でもパワーの強い夏実の活躍が目立つという意見も多いです。

特にヘリコプターに向かってモトコンポで突進するシーンは、まさに夏実らしいと活躍に喜ぶファンもいました。夏実と言えば足ブレーキですが、もちろん映画でも見ることができます。また、メインキャラ達が美幸のコレクションを使用して戦うシーンも、ファンには胸熱シーンでしょう。

警察モノ映画の影響を受けている

「逮捕しちゃうぞ the movie」を見たファンの多くは、有名な警察モノ作品の影響を受けているのではないかという意見も多いです。当時は近未来のロボットとサスペンスを合わせたアニメ作品や、連続ドラマや映画シリーズが多い刑事ドラマがとても人気で、銃撃戦やメカの使用、橋の爆発で別の作品を連想された方も少なくないと言えます。しかし、映画となるとテロ系の話に偏ってしまうのはしょうがないことですし、90年代の作品と考えれば、その時代らしいストーリーと捉えている感想もありました。

人によって面白いと感じる部分や価値観は違うので、「逮捕しちゃうぞ the movie」の評判は賛否両論ですが、多くのファンに受け入れられている作品です。通販などでHDリマスター版を購入できますし、動画配信サイトでも配信されているので、久しぶりに見たい方や「逮捕しちゃうぞ」が気になる人がぜひ見てみてください。