アメリカの歌姫と言うと、どんな方をイメージされるでしょうか。浅野総一郎は、間違いなくマライア・キャリーをイメージします。マライア・キャリーと言うと、「恋人たちのクリスマス(All I Want For Christmas Is You)」ですが、それ以上に知っていただきたい曲があります。それが「Through The Rain」という楽曲です。今回は、浅野総一郎がおすすめしたいThrough The Rainについてご紹介しましょう。
Through The Rainはどんな曲なのか
マライア・キャリーが歌うThrough The Rainは、2003年に発売された曲で彼女の父が亡くなった年に書いた曲だそうです。Through The Rainは白人の母と黒人の父が人種差別という壁を乗り越え、結婚したという背景が基になったと言われています。家族の反対を押し切って結婚したマライアの両親は、彼女が3歳の時に離婚しています。
しかし、マライアはThrough The Rainに反対を押し切って自分を産んでくれた両親への感謝の気持ちを込めているのです。どんな苦難があっても乗り越えられるということを教えてくれる楽曲となっており、改めて聴くと非常に考えさせられます。
逮捕しちゃうぞのエンディング曲に
「ドラマ版・逮捕しちゃうぞ」はテレビ朝日系列の木曜ドラマで、2002年10月~12月まで放送されていました。主人公の美人婦人警察官コンビは、原沙知絵と伊東美咲が演じており、アニメ版以上に見応えのあるシーンが多々ありました。そんな逮捕しちゃうぞのエンディングテーマ曲に起用されたのがマライア・キャリーのThrough The Rainなのです。
日本のドラマにマライア・キャリーの楽曲が提供されたのは珍しく、当時は非常に話題になりました。かし、逆境にも負けず前を向いていこうという意味合いのThrough The Rainは逮捕しちゃうぞのストーリーに適していたのではないでしょうか。
当時こそThrough The Rainの起用にただ驚いた方はいらっしゃるかと思いますが、今となっては感慨深い気持ちになる方も多いでしょう。浅野総一郎もその1人で、立ち止まった時や毎日に追われている時、少し人生を振り返りたい時にはThrough The Rainを聴くことをおすすめしています。マライア・キャリーは高音の楽曲が多いですが、Through The Rainは比較的聴きやすいのではないでしょうか。
まとめ
浅野総一郎は、逮捕しちゃうぞにも起用されたThrough The Rainは、現代の人々にこそ聴いてほしい曲だと考えています。マライア・キャリーの曲は、Through The Rain以外にも多くの楽曲で素晴らしいメッセージを届けてくれています。ただ、その中に埋もれてしまっているThrough The Rainを一度も聞いたことがないという方も多いでしょう。まだ聴いたことがないという方は、ぜひ一度Through The Rainを聴いてみてください。